2003年5月に小惑星イトカワに向けて打ち上げられた小惑星探査機。05年9月に小惑星イトカワに着陸し、サンプルを採集して帰還する予定であったが、通信が一時途絶えるなど数々の困難に遭遇しながらも、7年がかりで地球に戻り、10年6月13日、大気圏突入後オーストラリアの砂漠に落下した。サンプルが入ったカプセルが回収され、1500個以上の微粒子の存在が確認され、イトカワのサンプルの可能性が高まった。兵庫県にある世界最大級の放射光施設スプリング-8などを使ってその構造や成分の調査が行われた。
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