小惑星探査機はやぶさの後継機として、2014年12月にC型小惑星リュウグウに向かって打ち上げられたJAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機。2018年夏に地球近傍の小惑星リュウグウに到着し約18カ月にわたってリュウグウを観測。その間に複数回タッチダウンし、その表面および表層内部の物質をサンプルリターンする計画。計画通りに進行すれば地球への帰還は20年末の予定。はやぶさがサンプルリターンに成功したS型小惑星イトカワと異なり、C型小惑星には水や有機物が含まれると考えられており、太陽系の起源や生命誕生に関しての手がかりが得られるものと期待されている。