L.オイラーによる、E(n)=n2+n+41 (n≧0)の形で書ける素数(1と自身以外に約数をもたない2以上の自然数)のこと。
E(0)=41、E(1)=43、E(2)=47、E(3)=53、E(4)=61、E(5)=71、E(6)=83、E(7)=97、……、こうしてE(39)=1,601まではすべて素数となる。しかし、E(40)=1,681=41×41で合成数となり、次のE(41)も、41で割り切れることがわかる。だが、E(42)=1,847、E(43)=1,933、となり、素数となる。フェルマー素数に比べ、このオイラー素数は次々に素数を出すことが知られている。ただ、桁数の増加の仕方が大きくないので、大きい桁数の素数を探す目的にはあまり使われていない。