素粒子はスピン(spin 自転)の性質により、物質の構成子のフェルミオン(フェルミ粒子 fermion 半整数のスピン)と力(force)を媒介するボゾン(ボーズ粒子 boson スピンがゼロか整数)とに大別される。力には重力(gravity)、電磁力(electromagnetic force)、強い力(strong force)、弱い力(weak force)の四つの基本的な力がある。ボゾンにはゲージ粒子(gauge boson→「ゲージ場理論」)とヒッグス粒子(Higgs boson 質量の起源となる粒子→「ヒッグス粒子」)とがあり、前者は媒介する力の種類に応じてグラビトン(graviton 重力)、光子(フォトン photon 電磁力)、弱ボゾン(weak boson 弱い力)、グルーオン(gluon 強い力)という。