MPAA(→「映画団体」)の年次レポートによると、2007年の映画観客数は前年より0.3%増の14億人、興行収入(→「配収/興収」)は前年を5.4%上回る96億2900万ドルだった。公開本数は史上最多だった前年の607本より4本少ない603本(再映13本を含む)だった。娯楽に占める映画の割合も高く、テーマパーク、スポーツ観戦を抑えて断トツの1位だ。平均入場料は6.88ドル。スクリーン数は4万の大台を超えて4万77スクリーン(デジタル映写機を備えたものは4623)。08年の興行収入は「ダークナイト」が5億3247万ドルをあげ、続いて「アイアンマン」「インディー・ジョーンズ」「ハンコック」「ウォーリー」と例年通り、ハイテクのSFX技術を駆使した映画が好調だ。