トラやクマ、ニホンザル、ワニ、タカ、マムシなど人の生命や身体および財産に害を与える恐れのある動物のこと。動物愛護管理法に基づき、約650種の哺乳類、鳥類、爬虫類が選定されており、飼育に関しての規制がある。2006年の動物愛護管理法改正で、自治体による規制から全国一律の許可規制に変更された。改正前は規制のない自治体や、自治体によって対象動物や規制内容が違っていた。改正後は、動物種・飼養施設ごとに許可申請が必要で、所有者を明確にするためにマイクロチップ装着や脚輪(鳥類)が義務づけられている。また、無許可飼養については、罰則が設けられている。