袋状の容器に培土を入れて栽培すること。従来から底に穴を開けた肥料袋などに培養土を入れ、根菜類などが栽培されてきた。その後、透水性不織布で作られた大きな袋に果樹などを栽培したり、培地を袋詰めにした水耕栽培(→「ハイドロカルチャー」)などが普及してきた。近年は、マンションのベランダなどで利用するため、バッグカルチャー向きの培養土と不織布でつくった袋をセットにして販売するようになっている。また、培養土が入った黒い透水性シートでつくられた座布団状の袋に多肉植物などを植え込み、並べて屋上緑化(→「屋上緑化/壁面緑化」)とする方法も出現している。