様々な用途に応じたロープの結び方の技法。ロープワークを活用する場面は、ヨットやカヌー(→「カヌーイング」)などのウォータースポーツ、クライミングなど登山関係のほか、釣りも結びを知らないと成立しない。また家庭でも荷物を縛ったり、自動車を牽引したりできるので、知っていると便利なのだが、なかなか憶えられない。いつでも適切な結びができるよう、頭ではなく手が憶えるように練習しておくべきだろう。基本的な結び方には、(1)ロープの末端を結ぶ(コブを作る):止め結び、8の字結び、(2)輪を作る:もやい結び、二重8の字結び、(3)ロープ同士を結ぶ:本結び、テグス結び、継ぎ結び、(4)ものを縛る:巻き結び、などがある。