マンガを原作とする映画が、ここ数年の間増え続けている。有名なのは「DEATH NOTE(デスノート)」や「花より男子」だが、現在もその傾向が続く。最大のものは、大友克洋の「AKIRA」がハリウッドで実写映画化されるという話題だろう。レオナルド・ディカプリオのプロデュースで2009年公開、ディカプリオ主演の可能性も取りざたされるが、果たしてどういった映画になるか。白土三平の「カムイ外伝」も崔洋一監督によって実写映画化が決定。08年に公開されたものでは、若杉公徳のマンガ「デトロイト・メタル・シティ」が東宝系で公開され話題に。大島弓子の「グーグーだって猫である」も小泉今日子主演で映画化された。その他、神尾葉子の「花より男子F(ファイナル)」が東宝系で、水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎/千年呪い歌」が松竹系で公開されている。アニメではなく実写でというのが、一つの傾向としてある。