あだち充が、小学館の月刊マンガ誌「ゲッサン」(→「月刊少年サンデー(ゲッサン)」)で、2012年6月号から連載している青春野球マンガ。あだち自身が1981年から86年まで、同じ小学館の「週刊少年サンデー」で連載し、現在まで累計1億部以上の大ヒット作となった青春野球マンガ「タッチ」のラストシーンから26年後を描く内容。連載開始前には、「タッチ」のヒロイン浅倉南が44歳になった姿で出てくるのでは、といううわさも流れたが、12年12月時点では登場していない。主人公は立花投馬と立花走一郎という「同学年」の兄弟。13歳の二人は、「タッチ」の舞台になった明青学園の中等部に通い、野球部に所属。投馬は三塁手、走一郎は捕手である。ヒロインとして、ふたりの妹で学園のアイドル的存在の音美がいる。連載第1話掲載号は異例の大増刷となり、読めなかった読者のため、第1話は第2話と併録で翌7月号に再掲載。さらに「週刊少年サンデー」28号にも出張掲載されることになった。