オリンピックで日本のメダル獲得増に向けて、文部科学省が競技団体に新たに専任コーチを委嘱して、報酬を負担する制度。2009年度に創設した。ナショナルコーチは強化全体を見渡せる責任者で、日本オリンピック委員会(JOC)の競技団体ランクで柔道、水泳、レスリング、体操、サッカーなど夏季競技の上位団体に配置される。12年ロンドン・オリンピックでは08年北京オリンピックの2倍のメダル獲得が目標とされ、史上最多の38個のメダルを獲得した。16年リオデジャネイロ・オリンピックのメダル獲得に向けても、特別強化プランを実施する。