一般には、コーナーが傾斜した1周200mの室内トラックを使用する、冬場(主に1~3月)の競技会。日本ではあまり開催されないが、寒さが厳しい欧米では盛んに行われ、主要大会には屋外競技会同様に賞金が出る。直線走路が長く取れないため100mではなく60mが採用され、投てき種目も砲丸投げ以外はほとんど実施されない。世界選手権は2年ごとに開催され、1999年第7回大会は前橋市で開かれたが、国内では競技会自体があまり行われなくなった。2008年はバレンシア(スペイン)、10年はドーハ(カタール)、12年はイスタンブール(トルコ)、14年はソポト(ポーランド)で開催された。国内では、走り高跳び、棒高跳びの競技会は歴史が長い。