1979年から毎年11月に東京都の国立競技場発着で行われていた女子マラソン大会。女子だけのマラソンとして国際陸上競技連盟に初めて公認された大会だったが、2008年の第30回大会を最後に終了した。当初は市民レースレベルだった日本女子選手の競技力向上に大きく貢献。その後の名古屋、大阪の女子マラソン開催の起爆剤となった。日本選手の初優勝は第5回大会の佐々木七恵で、最後の大会の尾崎好美まで計11人の日本人優勝者が生まれた。新たに始まった東京マラソンとの年2回の大規模交通規制は困難とする警視庁の意向もあり、新マラソンとの統合を協議したが物別れに。女子単独レースを維持したいとする主催の朝日新聞社とテレビ朝日は、横浜市で新たなレースを09年11月より開催すると発表。これに伴い、横浜国際女子駅伝も2009年2月の第27回大会で終了した。