国際陸上競技連盟が2008年から発足させた、世界各国のロードレースを大会規模や出場選手、運営能力などに応じて格付けする制度。最高位の「ゴールド」にはロンドン、ボストンなどワールド・マラソン・メジャーズの5大会をはじめ24レースが選出された。当初、日本のレースは、賞金が出ない、国際的なテレビ中継がないなどの理由で最高位の「ゴールド」に選ばれなかったが、09年に入ってびわ湖毎日マラソン、東京マラソンが相次いで選出された。1ランク下のシルバーには大阪国際女子、別府大分毎日、名古屋国際女子、福岡国際の4マラソンと丸亀ハーフマラソンが入った。福岡国際は11年からゴールドに昇格。