世界の主要マラソン主催者が提携し、各レースのポイント(1位25点、2位15点、3位10点、4位5点、5位1点)で総合優勝者を決める賞金レースシステム。2006年にボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークの5レースと世界選手権またはオリンピックという構成で発足し、13年には国際陸上競技連盟の格付けで「ゴールド」に指定されている東京マラソンがアジアで初めて加えられた。コースやレースの条件が違うため、タイムでなく順位を優先し、年間最低1レース、2年間で3レースの完走が義務付けられている。前年と当該年の2シーズンのポイントで総合優勝者を決め、男女の勝者には賞金各50万ドル(約4500万円)が贈られる。2012~13年シーズン優勝者は男子がツェガエ・ケベデ(エチオピア)、女子はプリスカ・ジェプトゥー(ケニア)。