1985年から始まった国際陸上競技連盟主催の世界サーキット。2006年からのワールド・アスレティック・ツアーを全面的に再編し、10年からダイアモンドリーグとしてアジアと北アメリカを加えて14大会に拡大。開幕戦は5月14日のドーハ(カタール)。上海(中国)とニューヨーク、ユージン(オレゴン州)を加えた4大会以外はすべてヨーロッパでの開催で、それぞれ指定の16種目を行う。伝統のオスロ(ノルウェー)、ストックホルム(スウェーデン)、ブリュッセル(ベルギー)、チューリヒ(スイス)のほか、ロンドン(イギリス)の大会だけは2日間開催で男女全32種目を実施する。世界記録樹立には約4500万円のボーナス、シーズンを通してポイントで争う種目別総合優勝者には4カラットのダイヤモンド(約800万円相当)が贈られる。大阪国際(5月8日)など13大会は下部シリーズのワールドチャレンジに再編。ハンマー投げは安全上の理由でダイアモンドリーグから外され、ワールドチャレンジで実施。