国際陸上競技連盟の最高峰サーキットシリーズ「ダイアモンドリーグ」に次ぐレベルの「ワールドチャレンジ」大会として日本国内で開催される唯一の競技会。1996年から毎年5月上旬に開かれていた国際グランプリ大阪大会が不況の影響でスポンサー確保が難しくなり、首都圏で9月に行われていたスーパー陸上と2011年に一本化し、5月8日に川崎市等々力競技場でセイコーゴールデングランプリ川崎として開催。協賛スポンサーやテレビ放映のTBSはスーパー陸上から引き継いだ。大阪大会はアジアで初の最高峰シリーズの大会として始まり、当初はトップ選手が集まる競技会として評価があった。しかし観客動員、記録レベルともに伸びず、ドーハ(カタール)、上海(中国)がダイアモンドリーグに組み込まれたのとは対照的に、アジアでも地盤沈下が目立っていた。なお、13年大会と14年大会は等々力競技場の改修工事に伴い、国立競技場でセイコーゴールデングランプリ東京として開催。