ロサンゼルス・ドジャースのホーム球場。1962年に完成。ロサンゼルスのダウンタウンの近郊のなだらかな丘陵をそっくり球場と数万台の車を収容可能な広大な駐車場に開発したもの。丘の斜面を90度の角度で掘削してその壁面に観客席を設け、観客席から見下ろす形でダイヤモンドを設計している。球場への入り口は丘の頂上に。そこからエレベーターやエスカレーターで7つの階に分かれている観客席に下りる。徒歩で丘を上って球場に来るのは一仕事。ほとんどの観客が車でやって来るというウエストコースト・スタイルの球場。第2回WBCでは、準決勝、決勝がこの球場で行われ、原辰徳監督率いる日本が韓国を延長戦で「5-3」で下して連覇を果たした。レフト100.6m、センター120.4m、ライト100.6m。観客席数5万6000。