ピッチ上での個々の選手の位置。サッカーでは選手たちは非常に流動的に動くので、役割と理解したほうがいい。ルールの上では、ゴールキーパー(GK)以外は区別がなく、一般にフィールドプレーヤーと呼ばれるが、メディアなどではそれを便宜的にディフェンダー(DF)、ミッドフィルダー(MF)、フォワード(FW)の3種類に分ける。そしてそれぞれのポジションのなかでも、役割に応じて細かなポジション名が使われることが多い。センターバック(中央のDF)、サイドバック(サイドのDF)、ボランチ(MFの後方中央に位置する選手)、トップ下(FWのすぐ背後に位置する攻撃的MF)など。今日では、ポジション名はチームや監督の考え方、あるいはメディアによる役割分析の仕方に応じ、非常に多様になっている。