4年に1度、オリンピックの中間年に国際サッカー連盟(FIFA)が開催するサッカーの世界選手権大会。加盟協会の代表チームによって争われる。出場は32チーム。世界的な関心はオリンピックより高く、「人類の祭典」と呼ばれる。第1回大会は1930年に南米のウルグアイで開催され、38年の第3回大会後、第二次世界大戦による中断をはさんで50年に第4回大会を開催、以後4年に1度、舞台を移しながら実施してきた。オリンピックは基本的に1都市での開催だが、ワールドカップは1カ国の開催で、12程度の都市を会場として使用する。2002年の第17回大会は日本と韓国の共同開催で行われ、日本10、韓国10、計20都市が会場となった。18年大会はロシア、22年大会はカタールで開催されることになっている。