主審から選手個人に対して示される処罰。警告にはイエローカードを示し、退場にはレッドカードを示す。レッドカードを示された選手は、ただちにピッチを出ていかなければならず、ベンチに座ることも許されない。1試合で2枚のイエローカードを受けた選手は、その理由のいかんにかかわらず、2枚目が出た瞬間に自動的に退場となり、イエローカードに続いてレッドカードが示される。かつては警告が出た場合、主審が自分のノートに選手名を書き込むだけだったが、国際試合で言葉が通じない場合、また観戦している者にも明確にわかるよう、1970年代から黄色と赤のカードを用いる方法が普及した。それぞれのカードはポケットにはいる程度のもので、色以外には規定はない。