2015年から実施されるサッカーJリーグ1部(J1)の優勝チーム決定方式。従来の全34節を17節ずつ2ステージに分け、それぞれで順位を決定、両ステージの1位チームと年間成績1~3位チームの計5チームが出場する。年間成績1位チーム以外の4チームが1回戦ノックアウト方式の1回戦、準決勝戦を戦い、その勝者と年間成績1位チームが年間優勝チームを決めるための決勝戦を戦う。J1では発足時の1993年から2004年まで原則として2ステージ制を採用、年間優勝は両ステージの優勝チームが対戦するチャンピオンシップで決していたが、「リーグ戦の本来の姿にする」と、05年以降は1ステージ制、すなわち年間成績の1位が自動的に優勝チームとなる方式で開催してきた。それを2ステージに戻す背景には、Jリーグの深刻な財政事情がある。公式スポンサー契約の低迷を、ポストシーズンの放映権収入で補うことが主要な目的となっている。