日本ゴルフツアー機構(JGTO)の規定では、男子ツアーのシード権(優先出場有資格)は、ツアー25勝以上の永久シード権取得者(尾崎将司、片山晋呉ら7人)を除き、賞金ランキング上位70人に翌年のシード権が与えられる。さらに下部ツアーのチャレンジツアーでの賞金ランク上位5人にも翌年のシード権が与えられる。シード権を持っていない選手で行われるツアー予選会=クオリファイトーナメント(QT)は、ファーストからファイナルまでの4段階からなり、最終的にランキングがつけられ、ファイナルの上位約30人が翌年のツアー出場資格を得る。
日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の規定では、女子ツアーのシード権はツアー30勝以上の永久シード権取得者(樋口久子、不動裕理ら6人)を除き、賞金ランキング上位50人に翌年のシード権が与えられる。また、国際ツアー登録者が日本のツアーに復帰する場合、前年のアメリカ女子ツアー賞金ランキング50位以内、あるいはヨーロッパ女子ツアー賞金ランキング10位以内の選手には、復帰年度1年の特別シード権が与えられる。QTはファーストからファイナルまでの4段階からなり、最終的にランキングがつけられ、ファイナルの上位約35人が翌年のツアーで大半の試合に出場できる。