プロボクシングの正規王者が負傷や病気などのやむを得ない事情で長期的に防衛戦が行えない場合、その王者とは別の選手を一時的に王者に置く制度。各王座認定団体が正規王者の王座保持を認めた上で、上位ランカー同士が王座決定戦を行い、その勝者が暫定王者として認定される。暫定王者にはチャンピオンベルトが贈られ、防衛戦も行うことができるが、正規王者が防衛戦を行える状況になれば速やかに王座統一戦を行わなければならない。統一戦において暫定王者が勝利した場合は、その選手が正規王者として認定されるが、記録上は王座防衛となる。また、プロボクシング以外でも総合格闘技、キックボクシングなどの格闘技で暫定王座を設けることがある。