(いまにも落ちそうな橋を渡ることから) 仕事で危険なことにあえて挑戦することにたとえる。一般に、法律に触れるか触れないか、すれすれのことをする場合に用いることが多い。
〔類〕虎穴に入らずんば虎子を得ず
〔対〕石橋を叩いて渡る
〔出〕歌舞伎(かぶき)・月梅薫朧夜(つきとうめかをるおぼろよ)
〔会〕「先方の局長を毎晩接待してるそうじゃないか」「契約がとれるかどうかの瀬戸際なんだ」「へたすりゃ賄賂(わいろ)だぞ」「この仕事、危ない橋も渡らないとな」