一つのことだけを知って、ほかのことは知ろうともしない。知識や識見が狭く、応用力のないことをいう。
〔類〕井の中の蛙大海を知らず/一を執りて二を顧みず
〔対〕一を聞いて十を知る
〔出〕荘子(そうじ)
〔会〕「まったく、一を識(し)って二を知らずとはおまえのことだ。腹が減ったら飯が先に決まってるだろうが」「私、ちゃんとご飯を先に言ったわよ。ご飯にしますか、お風呂(ふろ)にしますかって」