日ごろ目をかけていた人や部下から裏切られ、恩を仇(あだ)で返されることをいう。
〔類〕後足で砂をかける/庇を貸して母屋を取られる
〔対〕犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ
〔出〕譬喩尽(ひゆづくし)
〔会〕「なんてやつだ。今まで目をかけてきたつもりだったのに」「そうです、まったく非常識です。会議の席であんな反対意見を出すなんて」「飼い犬に手を噛(か)まれた気分だ」