大きな功績があれば、些細(ささい)な欠点や過失は問題にされないことをいう。
〔類〕大行は細謹を顧みず/大行は小謹を顧みず/大功を論ずる者は小過を録せず
〔出〕漢書(かんじょ)
〔会〕「課長さん、今回のオフィスラブの一件、おとがめがなかったみたいよ」「ふうん。やっぱり大徳は小怨(しょうえん)を滅ぼすね。なんたって、あの人は、うちの会社の顔ですものね」