限られた自分の狭い見識だけを頼りに、かってな憶測や判断をすることをいう。また、実行不可能なことにたとえる。
〔類〕貝殻で海を測る/管(くだ)を以(もっ)て天を窺(うかが)う/針の穴から天を覗く/葦の髄から天井を覗く
〔出〕説苑(ぜいえん)
〔会〕「何を植えているんですか」「みかんの木ですよ」「あなた、こんな寒い所にみかんが育つわけありませんよ。針を以(もっ)て地を刺すようなもんです」