2010年NPT再検討会議に向けて、09年に核不拡散・核軍縮国際委員会(ICNND)が提出した報告書のフォローアップの一環とし、11年5月にアジア太平洋諸国の元政治家など外交・防衛のリーダーをメンバーとして発足したネットワーク。核兵器がすべての国家および人々の生存を脅かしていることから、核兵器のない世界を支持するために結集し、アジアから核軍縮の重要性や実際的な核軍縮措置を積極的に発信することを目的としている。座長は元オーストラリア外相ギャレス・エバンスで、14カ国31人が参加している。日本からは、阿部信泰、福田康夫、川口順子、河野洋平、岡田克也が参加している。これまで発足声明、設立声明、核セキュリティーに関する声明、透明性に関する声明、軍縮への政治的意思欠如を非難する声明、が出されている。