京都議定書の実施に関する最高意思決定機関。第1回会合は2005年11月にカナダのモントリオールで開幕し、モントリオール行動計画を採択。京都議定書の運用ルールの確立とCDM(→「京都メカニズム」)などの改善方策が合意され、また、「対話」という形ながらもアメリカも参加して、京都議定書以降の将来の行動を相談するプロセスの開始が合意された。07年12月にインドネシアのバリ島で開催された第3回会合では、ポスト京都議定書国際交渉の内容と日程を定めた行程表(バリ・ロードマップ)が採択された(→「ポスト京都議定書」)。
図「京都議定書の温室効果ガス削減目標と二酸化炭素排出量」