住宅ローンの返済期間は一般的に最長35年まで。これを50年までに延長すれば、毎月返済額が減少し、買いやすくなる。一部の地方銀行などで50年ローンが販売されているが、全国的にはまだまだ少数派にとどまる。こうしたなか、政府は長期優良住宅制度をスタートさせるに当たって、長期優良住宅と認定された住宅限定の50年ローンを創設。住宅金融支援機構と民間金融機関提携の住宅ローンである「フラット35」は、その名称からもわかるように最長返済期間は35年だが、これを長期優良住宅については50年まで可能とし、「フラット50」とした。全国の多くの金融機関で利用できる。