自営業者や学生、無職、アルバイトなど厚生年金や共済年金に加入していない人をさす。2017年4月からは国民年金保険料月額1万6490円を納付する必要がある(→「保険料水準固定方式」)。加入手続きは居住地域の市区役所などで行う。なお、本人の所得が少ない学生は、学生納付特例制度があるので、手続きをすることで卒業後まで支払いを猶予してもらうことができる。学生納付特例期間の保険料は10年以内であれば、追納できる。学生納付特例の期間は、事故などで障害が残った場合には、満額の障害基礎年金(→「障害年金」)を受給できる。ただし免除と異なり、追納しないと、この期間は老齢基礎年金の額には反映されない。