光源として青色レーザーダイオード(波長約405nm)を使うことで、大容量記録を可能とした光ディスク。従来の赤色レーザーダイオード(波長650nm)を用いたDVDに比べ大幅に記録容量を拡大できる。ブルーレイディスク(Blu-ray Disc ; BD)とHD‐DVDという2種類の規格に分裂して開発が進んだが、後者のドライブ生産が中止されたことにより、事実上一本化された。再生専用機、録画再生機、パソコン用記録装置が製品化されている。BDは1層25GB(物理的には最大27GB、片面2層ではその倍)の大容量が長所であるが、データ記録層がDVD(表面から0.6mm)に比べ、0.1mmと浅いため、光学系の構成やディスクの製造方法に新たな工夫がされている。また、BD以降の次世代大容量光ディスクとして、多層光ディスクやホログラム光ディスクの開発が進んでいる。