東京・日比谷の東京宝塚劇場の隣接地に2007年11月開場した劇場。かつてこの地には1957年に菊田一夫の発案で作られた芸術座があり、女優を中心に芸術性と娯楽性の融合した密度の濃い現代劇の路線を確立し、実力派の俳優や劇作家を育てる場としても大きな役割を果たした。その代表といえるのが森光子主演の「放浪記」である。東宝本社ビルの建て替えにともなって新築開場したこけら落とし公演は、三谷幸喜作「恐れを知らぬ川上音二郎一座」。その後「宝塚BOYS」、ミュージカル「RENT」など独自の企画で質の高い作品を上演している。立地条件に恵まれ、約600席の緊密な空間を有する。座名はTheatre Creationから発想された。