HDMI(HDMI LICENSINGの商標)バージョンの1.3以降(2008年2月の時点で、最新バージョンは1.3a)では能力を大幅に増強し、高画質、高音質デジタルデータが伝送可能となった。例えば、映像面では、現行の放送などで使われている色空間規格sRGBとの互換性を保ちつつ、「マンセル・カラー・カスケード(Munsell Color Cascade)」により約2倍の色彩が表現できる動画用色域空間の国際規格xvYCCに準拠した映像も伝送できるようになった。ちなみに、製品ではソニーが提唱した業界標準の呼称「x.v.Color」が表記されるが、xvYCCと同義。音声面では、ブルーレイディスクでも採用される最新の高音質マルチチャンネルフォーマットである、「Dolby Digital Plus」、「Dolby True HD」、「DTS-HD High Resolution Audio」、「DTS-HD Master Audio」(→「音声圧縮」)も伝送可能。