デジタルAV接続の主流となったHDMI(High-Definition Multimedia Interface HDMI LICENSINGの商標)は、映像規格の進化とともにバージョンアップが図られてきた。最も大きな節目は、HDMI2.0の登場で、HDMI1.4と最も異なるのは、4K(約4000×2000画素の解像度をもつ映像システム)への本格対応である。HDMI1.4でも4K対応が盛り込まれていたが、4K/30p(30コマ/秒)が上限であったのに対し、HDMI2.0では4K/60p(60コマ/秒)が加わり、4K放送チューナーや各種セットトップボックス(STB)からの出力映像信号を間引くことなくテレビに伝送することができる。最新規格は、明暗差が大きく自然な映像を扱える新技術HDRに対応したHDMI2.0aである。