ウオッカ、ダイワスカーレットに続いて中央競馬(→「日本中央競馬会(JRA)」)に登場した牝馬のスターホース。2010年、牝馬として史上4頭目の年度代表馬(→「JRA賞」)となった。G1(→「グレードレース」)では、08年阪神ジュベナイルフィリーズ、09年桜花賞、オークス(→「クラシックレース」)、10年にはヴィクトリアマイル、天皇賞・秋に優勝した。10年のジャパンカップ(→「世界の大レース」)でも圧倒的な強さを見せてトップでゴールインしたが、2位で入線したローズキングダムの走路を妨害したために2着に降着となった。しかし、翌11年にはトーセンジョーダンをクビ差かわして優勝し、見事に雪辱を果たした。日本の牝馬がジャパンカップに勝つのは09年のウオッカに続いて2頭目。12年1月4日付で引退。北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬となった。