ボールがゴール内のゴールラインを越えたかどうかを、科学技術を用いて判定し、信号を用いて主審に伝えることで正しい判定を助けるシステム。略称GLT。国際サッカー連盟(FIFA)は2012年に超高速ビデオカメラを用いた「ホークアイ」と、電磁場を用いた「ゴールレフ」の2システムを正式に認可し、12月に日本で行われたクラブワールドカップから使用を始めた。13年のFIFAコンフェデレーションズカップ、14年のFIFAワールドカップ(ともにブラジル)では、超高速ビデオカメラ(1ゴールに7台)を使用した「ゴールコントロール」システムが採用された。GLT自体が「ゴール判定」をするわけではなく、ボールがゴールラインを越えたかどうかを判定し、ゴールを認めるかどうかの最終判断は主審に任されている。