プロボクシングの世界王座認定団体の一つで、1983年にWBA(世界ボクシング協会)から独立した。WBAの傘下組織として作られたUSBA(全米ボクシング協会)が前身。南米主流になりつつあったWBAの流れをアメリカに取り戻そうと、大物プロモーターのドン・キングらの支持を受けて設立した。ミニマム級からヘビー級まで17階級の世界王者を認定。2010年からは女子王座も認定している。日本ボクシングコミッション(JBC)は世界王座の乱立は好ましくないとし、IBFを非公認団体としていたが、日本プロボクシング協会(JPBA)が12年12月の理事会において、IBFとWBO(世界ボクシング機構)への加盟をJBCに正式要請。それを受けてJBCは加盟することを決定し、13年4月に加盟した。日本人初のJBC公認IBF王者は、同年3月にメキシコでミニマム級王者となっていた高山勝成。