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ビザンチン帝国(東ローマ帝国・4~15世紀)は、地理的にも時代的にも多様な文化をもつが、大きな特徴は、古代ローマなどの西の文化とペルシャなどの東方文化との融合である。服装の面での交流もあり、織物の分野では、東方から筬(おさ)と紋織りを学び、養蚕に成功し、ダマスク(damask 綸子〈りんず〉や、緞子〈どんす〉に似た織物)や、ブロケード(brocade金・銀糸や多彩な色で染めた糸で花や唐草、風景などを織りこんだ織物)など、豪華で装飾性豊かな絹織物を作った。
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