人々に先立って自ら模範になること。自ら手本を示すこと。「率先」を「卒先」と書くのは誤用。

〔例〕部会や朝礼のときなどに、「管理職たる者は率先垂範して、部下を指導していただきたい」といったり、「明日、わが営業部は、今年度の新入社員を迎えることになります。今日まで1年生であった諸君は、明日からは先輩といわれることになるわけです。これを機会に率先垂範、これまで以上の業績をあげていただけるようお願いをいたします」というように使ったりする。