民主党を離党した小沢一郎を中心に設立された新党「国民の生活が第一」が、いったん滋賀県知事の嘉田由紀子を代表とする「日本未来の党」に合流し、2012年12月総選挙での大敗後、小沢と嘉田が分党して小沢らが同月28日設立した政党。略称は「生活」。結党時の代表は森裕子だったが、13年1月25日の党大会で小沢を代表に選出した。理念としては「共生の社会」や「国民生活が第一」を掲げる。具体的な政策では消費税増税に反対し、原発ゼロをめざし、TPP(環太平洋経済連携協定)に反対している。発足時の所属議員は15人。14年総選挙では2議席にとどまり、参議院議員を合わせて4人の勢力となったため、いったん政党の要件を失ったが、12月26日、無所属の参議院議員山本太郎を加えて政党の要件を回復した。政党名を「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更した。