自由民主党(自民党)の派閥。佐藤栄作派(周山会)―田中角栄派(七日会―木曜クラブ)―竹下登派(経世会)―小渕恵三派(経世会―平成政治研究会)―橋本龍太郎派(平成研究会)―津島雄二派―額賀福志郎派と継承。かつては保守本流を自負する党内最大派閥だったが、内紛などで小渕、橋本の後は15年近く総理・総裁を出していない。橋本が2004年7月に日本歯科医師連盟からの1億円小切手受領事件で会長を辞任、会長不在となったが、05年11月4日、津島雄二が会長に就任して津島派に衣替えした。05年郵政政局で大量造反を出し、党内第二勢力になった。09年8月総選挙で津島が政界引退し、9月8日、後継会長に額賀福志郎を選出し、額賀派に移行した。10年3月に鳩山邦夫、松田岩夫が退会し、同年4月、藤井孝男がたちあがれ日本に、小池正勝が新党改革に参加した。石破茂は党三役退任後も額賀派に戻らなかった。衆参議員52人(15年1月現在)。(→「自由民主党の派閥」)