民主党は2010年9月の代表選挙(→「民主党代表選挙の党規約」)以降、菅直人支持派と小沢一郎支持派の確執が高まるにつれ、議員集団の動きも活発化した。菅首相が推進するTPP(環太平洋経済連携協定)に慎重姿勢の「食料とエネルギー推進議連」(会長山岡賢次)のほか、「日本再生戦略会議」「日本の海運を考える議員連盟」「動物愛護管理法改正を検討する議員連盟」「取り調べの全面可視化を実現する議員連盟」「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」などには小沢支持派が集まった。10年8月、「民主党スポーツ議員連盟」の会長に柔道金メダリストの谷亮子参議院議員が選出された。(→「議員集団/議員連盟」)