風邪を引いて3~7日以後に口が粘ったり、食欲が落ちたりしてこじらせた時に使用する。他に気管支炎、ぜんそく、胃腸障害、肝機能障害などの治療にも用いる。配合生薬は、柴胡(さいこ)、半夏(はんげ)、生姜(しょうきょう)、黄ゴン(おうごん)、大棗(たいそう)、朝鮮人参(ちょうせんにんじん)、甘草(かんぞう)。副作用として間質性肺炎が有名であり、その発症にアレルギーの関与が考えられている。インターフェロン製剤投与中の患者、肝硬変、肝臓がんの患者、慢性肝炎で血小板数が1立方ミリあたり10万以下の患者には禁忌。