サルコメア

時事用語事典

[sarcomere]

2012/03

太田次郎

筋節ともいい、横紋筋の筋原線維を構成する最小単位。筋原線維には明帯と暗帯があり、明帯の中央にZ線がある。二つのZ線の間に細いフィラメントと太いフィラメントが平行に走っていて、前者はアクチン、後者はミオシンというたんぱく質より成る。この二つのたんぱく質が互いに滑り合うことにより、筋肉の収縮と弛緩が起こる。