いわゆるノベルス判の判型で、表紙カバーにマンガなどを使ったミステリー、ホラー、SFなどの小説をジャンル化したもの。西尾維新、舞城王太郎、佐藤友哉、古処誠二、桜庭一樹など、旺盛な筆力を持つ作家を輩出している。野間新人賞を受賞した舞城王太郎、三島賞の佐藤友哉、そして『私の男』で作風を一変して直木賞を受賞した桜庭一樹など、一般文壇への進出、活躍が目立っている。
なお、舞城王太郎、古処誠二などは、肖像写真を公開せず、授賞式や受賞パーティーなどの公の席にも出ず、覆面作家の趣がある。また、桜庭一樹は男名前のペンネームだが、女性作家である。