登山中の傷病、遭難などのアクシデントに対応した保険。万が一事故に遭い、民間のヘリコプターや救助隊が出動すると多額の費用を請求されるため、その必要性が高まっている。旅行会社などが扱う登山ツアーには保険料金が含まれているが、個人や仲間と出かける場合は自分たちで加入する必要がある。例えば日本山岳協会の山岳共済の場合、年間3000円の負担で遭難捜索時には100万円まで補償される。もちろん、日頃からのトレーニングで体力を作り、入念な準備をするなど、事故に遭わないための努力が必要なのはいうまでもない。