2010年、山梨県側から富士山に登った登山者が25万人を突破した。日本の最高峰、富士登山がブームとなって久しい。ご来光（日の出）を拝み自分を見直すきっかけになる、頂上を極める達成感を味わうなど、理由は様々だ。首都圏から近く、あまりお金をかけず、非日常を体験できるという要因もあるようだ。登山者の中には簡単な服装で、装備もあまり持たず、高尾山の延長のような感覚で登る人もいるようだが、頂上付近は夏でも雪が残っているような厳しいところ。しっかりとした装備で体調を整えるなど、十分な準備が必要だ。